2008年02月12日

【東ティモール】ホルタ大統領銃撃される 胸と腹部に銃弾 容体は安定

2008年2月11日午前7時ごろ、東ティモールで、ラモス・ホルタ大統領の私邸を武装集団が襲撃し、大統領は胸と腹部に2-3発の銃弾を受け重傷を負った。容体は安定しており、治療のため豪空軍機でオーストラリア北部のダーウィンへ移送された。命に別状はない。

2006年5月に、ストライキに参加した兵士の解雇に抗議して蜂起した軍人らによる混乱で、主導者だったAlfredo Reinado少佐が率いる元兵士らによる犯行。少将は大統領警護隊により射殺され、警護隊員1人も銃撃戦により死亡した。

武装集団は約1時間後に、自宅から官邸に向かうシャナナ・グスマン首相(初代大統領)の車列も襲撃したが、警護隊が応戦し首相は無事だった。
グスマン首相は同日午後、48時間の非常事態を宣言し、夜間外出禁止令を発令した。

オーストラリア政府は、東ティモール政府の要請を受け、警官と豪軍兵士約200人を増派し、治安部隊を1000人体制に増強すると発表した。
ニュージーランド政府も増派を検討している。

潘基文国連事務総長は同日、国連総会での地球温暖化防止会合での演説で、この事件ついて触れ「残忍で、言葉では言い表せない攻撃」と非難した。

ラモス・ホルタ大統領は、グスマン前大統領の後を受け2007年5月に第2代大統領に就任。1996年には、「東ティモールにおける紛争の正当で平和的な解決への尽力」を評価され、カルロス・フィリペ・シメネス・ベロ司教とともにノーベル平和賞を受賞している。 

posted by manekoto at 08:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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